2025年3月17日 13:18
春って時々こうやって凶暴だよなぁ、と思わされる、風の強い寒い日。コートに帽子、マフラー、手袋。完全防備で心理面接に出かけた。
心理面接で話したこと
外国語の勉強を始めた。昨日、ジムの後着替えてカフェに行き、だいぶ長いこと(3時間くらい?)勉強した。それを心理時に提出する生活記録に書いたので、その話から始まった。
外国で買った現地の本を訳すことで勉強している。辞書を引き引き、ネットで調べ調べ、訳していく。類義語も調べてみて、ニュアンスの違いを調べたり。外国語の勉強は楽しい。単に外国語が読めることが楽しいし、ニュアンスを知ることも楽しいし、語源を調べることも楽しい。特に違う言語に同じ語源が存在していることを知ることが嬉しい。
そんな話を心理士にする。この前ここにも書いたけれど、大学時代AVライブラリに通って色んな言語に触れ、メモを取りながら観たこと。映画が好きですよね、という話になる。そうなんです、映画が好きなんです、という話から、金曜ロードショーを観ていたことが現体験ではないかなとかを話してみる。大学時代にも、メジャーな映画からマイナーな映画までいろいろ観たこと。近所のレンタルビデオ屋さんの話。自転車を30分くらい漕いで大きな映画館まで行って、新作のメジャーな映画を毎週のように観ていたことがあった。大学4年生の時だ。その時はずっと軽い鬱状態だった。映画を観ること、ゼミに行くことくらいが楽しみだったように思う。話はさかのぼって、3年生の時には留学に行くか行かないかで散々悩み、鬱になってしまった。それから統合失調感情障害を発症した。留学には父に反対されていた。私は、人に反対されるとできなくなってしまうのかもなぁ、と話す。反対されてもできる人と、できない人がいて、できない人も多いです、と言われる。
好きなんですよね、好き、楽しい、から色んなことが始まってますよね、と言われる。私の場合は言語で挫折してしまったけれど、言語に限らず、例えば絵が好きかつ上手で、勉強したとする。でも「芽が出なかった」という人は一定数いる。その数は、芽が出る人よりずっと多い。そういう人も、趣味で絵を描いたり、それをネットに上げてみたり、仕事にはしなくても幸せに暮らせる。そうやって挫折を埋め合わせることもあると心理士。仕事にしなくても、そういうことでもいい、ということもありますよね。好きを仕事にすると、それはそれでコンプレックスが出てきたりしますよ。と。
確かに私は、「芽が出なかった」。そう言われて納得した。芸術方面で芽が出なかった人と同じように、言語方面で芽が出なかった。思い返せば、芸術と同じように言語も、才能だと感じることは多かった。言語能力に悪い影響を与えるもの。例えば滑舌が悪いとか、耳が悪いとか。耳は本当に大事だと思う。あとは覚えが悪いはもちろんのこと、それから人前で話すとあがってしまう性質とか(私はまさにこれ。それに滑舌もいい方でない)。継続できないとか(あ〜私これもだ)あげていくと悲しくなるからやめるけれど。
でも、言語を勉強するのは楽しいので、続けてみようと思っている。
心理の最後に、新しい主治医の先生の話をする。前のI先生はいつも同じ質問。それに、あまり話を聞いてくれる感じでなかった。最後の最後に一つだけコメントをくれたのが、「在職期間が長くなってきたので、詳しくないことまで頼られて困っている」といったときに「頼られるのはポジティブな側面もあるので、バランスが悩ましいですよね」だった。きっとI先生もそういうことで悩んでいたからこそ(辞めたの)かも、という話で心理士と笑う。I先生はなかなかのものでしたよ、と言われる。そうだったんだ、話聞いてくれない先生にばかり当たってきたので、今度のМ先生が、話を聞いてくれる感じなので逆に新鮮だったのだ。そうか、I先生はなかなかのものだったのだな。次回は4週後。それまで仕事がピークだけれど、頑張って乗り越えなくては。
カフェと読書
出勤時間までの間、エクセルシオールカフェに来てこれを書いている。初めて食べたチョコチャンククッキーはイマイチだった。この前超高級のベンズクッキーズを食べてしまったからか、その他すべてのチョコチャンククッキーが受け入れられない体になってしまったのか…。
ハンガンさんがノーベル文学賞を獲った時、ハンガンさんの本を絶対に読みたいと思っていたので、図書館に予約していた。そのうちの一冊がようやく借りられることになった。図書館からのメールが迷惑メールにカウントされていたのだけど、昨日ギリギリに気づいて(ファインプレー)、今日取りに行ってきた。予約してから半年くらい経っていた。『別れを告げない』。楽しみである。最近本が読めないのだけど、今回は読めるのかな?職場に持ち歩くのは本を傷めそうで怖いから、土日に集中して読むつもり。
本が読めないときは再読が良い、とフォロワーさんが書いていたので、私もリハビリのため、『龍が眠る』宮部みゆきを読み直すことにした。リハビリでこちらを持ち歩き、読みつつ、土日にハンガンさんを読んでみる予定である。
では、平日のターンに入ったけれど、体調崩さずつつがなく過ごせますように。


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