2024年5月28日 23:19
5月から、肉を食べなくなった。牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉など、魚肉でない肉(獣肉、鶏肉)は食べていない。理由は環境のため、あとは実験的な興味のためと半々の感じだ。
今までは栄養士の母のもと、また学校教育の賜物で、栄養バランスを考えなんでも残さず食べることが良いと考えていた。しかし、よく考えたら食べるものは各々の自由なのだから、自由に決めて試してみようと思った。体は自分のものだ。大学時代に後輩にベジタリアンの子がいて、彼/彼女は普通に元気だった。ビーガンの方の書いたものや、YouTubeも見た。ビーガンでも栄養バランスに気をつければ十分健康的な生活は可能と分かった。ただし体質によるのかもしれないが。いずれは私も‘’ビーガン‘’になる可能性もゼロではないが、とりあえずぬるめのベジタリアンに挑戦してみようと思ったのは、難易度をとことん下げて長く続けるほうがいいという判断からだ。
これとは別の観点で、ビーガン料理に興味が湧いたこともある。私は食べることが何より好きなので色んな料理に興味を撒き散らしている人間なのだが、最近はBBCのレシピサイトにあるスープをいろいろ試していた。その中でビーガン対応のものが結構あり、それがなかなか美味であった。また、中東料理が好きなのだが、フムス(ひよこ豆ペースト)、バーバーガヌージ(焼きナスペースト)、ファラーフェル(ひよこ豆コロッケ)など中東料理にも美味しいビーガン対応料理があることなども分かっていた。また、南インドカレーに一時期ハマっており、今も好きなのだが、すべてベジのカレーを選んでプレートを食べても十分満足できる、むしろ美味しいということも分かっていた。(誤解を恐れず言えば肉が入ってないほうが調和が取れて美味しいプレートになると私は思う)なのでビーガン料理やベジ料理に興味がどんどん膨らんでいたし、美味しいものという認識ができてきていた。
始めたのは私だが、主に継続しているのは一人暮らしの家に平日に家事をしに来てくれている母親である。母親ももともと肉はあまり好きでなくて、野菜や米を主に食べていたので、あまり問題なく移行できた(と思っている)。あと母は実家では肉を食べていると思う。私は肉だけ食べない。魚、卵、乳製品は摂っている。肉を使っているであろううま味調味料も必要だと思ったら使っている。(それはだんだん減らしたいと思っている。)つまり適当なベジタリアンのような生活をしている感じである。
食生活を変えてみて、結果はまだ一ヶ月弱なのでなんとも言えないが、前よりも、夜に眠いと感じるようになった。よって処方されている睡眠導入剤を使わずに寝れるようになった。(私は統合失調感情障害という病気の治療をしている)
あとは、前から便秘ではないのだが、ますます快調になったのと、質が良くなったので、腸内環境が良くなったように感じている。お食事中の方すみませんでした。
そして食事に対する満足度はあまり変わらないと思うけれど、少しずつ体重が増えていることに鑑みると、肉を食べない代わりに、満足感を得られなくなり、量を食べるようになったとも考えられる。もしそうだとしたら、そこはあまり健康に良くないと思うから、改善していきたいと思っている。
肝心の環境問題の方だが、所詮、私のような小さき一人の人間には分からないことである。ただ、気分的には良い。将来地球がすこしでも健やかに、永らえていてほしいと思っているから、今回の食生活の変化に矛盾はない。
そして、気候変動や酪農家の減少、家畜の伝染病、世界の人口増などで、肉の需要と供給のバランスが崩れ、安い肉がだんだん手に入らなくなっていっても、ほかの物で代用して生きていけると分かっただけでも良かったと思う。

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