2025年9月6日 20:00
黙っていても、何かは起こる。何も起こりませんように、つつがなく過ごせますようにと願ってるけど、生きている限りなにかに巻き込まれることはあるのだと思う。
目次
- 年下の同僚Sさん
- 彼の悩みは
- 今週のSさんは…
年下の同僚Sさん
先日は隣の正社員Sさん(”異性”、年下、休職経験あり)から相談を受け、帰り際に相談に乗っていた。本音は早く帰りたかったが、気の毒なので、聞いていた。その傾聴する態度が良かったのか、次の日ランチにも誘われてしまった。基本ひとりランチ派の私。嫌だったので、「弁当があるから」と断ろうとしたのだけど、「僕も弁当なんです」と目をキラキラさせて嬉しそう。仕方なく2人でランチをすることになってしまった。
彼は昨年同業他社から転職してきた人で、まず当部預りになり色々勉強した後、支店で営業をしていたが、支店長と合わなくて、鬱状態になってしまったらしい。数か月休職した後、どこに戻るか聞かれて当部に戻った。私の隣に座っていて、私は基本仕事中、仕事外の用事で人に話しかけないので、どうも「もっと話したい、悩みを聞いてほしい」と思っていたらしい。ちなみにこの人は、職場の姉さん(60代)と仲がよく、ほんとうに仕事中どんなことでも話している。嫁が女の子が欲しいと言ってるから四人目を作るか迷ってるとか。そんなこと仕事中話すかい。
彼の悩みは
彼が悩んでるのは、最近部長に呼ばれて、10月に支店に戻らないか?と言われたこと。まだ本人的には45%くらいの元気しかない現状、戻るのが怖いらしい。
弊社は営業に人が足りないのが常態化しているので、人事としては一人でも多く営業に早く復帰させたいのだ。せっかく取れた転職組は即戦力だから。
当部は事務や支店の後方支援をしている感じのところなので、営業店で営業マンをしていて、病んでしまった子が来て、一時的に「休息」したあと、また支店に帰っていくスキームがある。あと、パワハラした本人とかも「禊」のために来て、ほとぼりが冷めると営業店へ戻っていくこともある。私たちは噂で大体のことを知るが、基本触れないようにしている。あと、我ら障害者雇用組も、本部には多いが営業店には基本居ない。本部は支店の臨戦態勢のノルマ主義と距離を置き、ややゆるめな雰囲気なのである。
私は、基本会社にはなんでも要望を伝えるべきだと思ってる。ま、私は正社員じゃないし、どう思われてもいいっていうのもあるけれども。むしろ自分が、無理せず、長く働くほうが会社にとって長期的なメリットがあるでしょうと思っている。そのSさんがまだ元気45%のタイミングで営業に戻るのはきついと思うから、上司に「無理だから、もっと本部にいさせて」と頼めば?どうなるかは分からないけど伝えるだけ伝えれば?とアドバイス。そうこうしているとようやくいつメンのМと頼れる姉さんEが到着(偶然)。なんとなく引き続き3人で少し相談に乗り、そのあとは、なあなあになり、相談タイムもお開きとなったのだった。
それが先週のこと。
今週のSさんは…
今週、Sさん、めっちゃ悩んでる。隣から悩み中の負のオーラが凄い。どうも、同僚の大ベテランは同じ相談に対し、早く営業に戻れ、と背中を押したらしいのだ。私は逆方面に押した(お腹を押した模様)ので、Sさん、結局どうしたらいいか決めかねて、誰かに話したくてしょうがないらしい。自分で決められないのだ。本調子じゃないからなのか、元々の性格なのか、ベテランは「あいつは弱いな〜」と言うけど、私は本調子じゃないのもあるかもな、と思っている。
でも、とにかく、結局は自分で決めるしかない。本人がどうするかは、周りから何と言われても。結果として人の意見を採用したとしても、責任は自分でとるのだから。
隣から「弱ってるから構って」オーラを出されて、気になっている。別に、ほっとくだけだからいいけども。Sさんよ、結局、自分のことは自分で決めるしかないのよ…。できないなら、配偶者や病院の先生など第三者に相談するべきだよ、とはもう伝えた。視界に入るSさんをチラチラ気にしながら、過ごしている。


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