9月のあれこれ

Diary

2021年10月10日 16:34

こんにちは。みなさまお元気でお過ごしですか?

私は、9月に長年勤めた会社を退職しました。
退職については、寂しいような、スッキリしたような、複雑な気持ちです。
でも病気になったことで、「この仕事は合ってないよ」と体から教えてもらったような気がします。
だから、やめて良かったんだと思いたいですね。
実際どんな仕事が向いているのか、まだ分かりませんが、
なんとなくですが、部下を持って管理職になるというのもあまり向いていない気がします。
なので遅かれ早かれ限界は来ていたんじゃないかと思います。
33、34歳で一度人生を見直すことができたのは偶然にしろ、良かったと思います。
多分、これまで、自分の特性を無視して、無理な道を無理に進んでいたんだと思います。
これからは、「余裕」で進むのは難しいにしても、自分に合った道を自分のペースで進めたらいいなと思います。

私は「自分で自分の体調がよく分からない」ことがわかったのと、
実は体力があまりないんじゃないかと最近思っています。
母親がいたり、人の目があると起きていられるのですが、
母が土日は実家に帰るのですが、母がいないとすぐゴロゴロしてしまいます。
よく考えてみると小さい時も全校集会で長いこと立っていて、貧血のようになったりもしていたので、
自分や周りが思うほど強くないのかもしれないです。
ゴロゴロしてるとついつい自分を責めてしまうのですが、これからは疲れを取る時間として大事にしたいと思いました。
ゴロゴロすることを自分に許すのが、今後の目標です。

9月は散歩をよくしていました。
ゴロゴロしていると、思考もなんとなく沈みがちになってグルグルしてくるのですが、
散歩に行くと頭がスッキリします。
私は眠りから覚めた時にブルーな気持ちになることが多いんですが、
散歩した後はハッピーな気持ちになることが多いです。
なので朝起きた後とか、昼寝の後に散歩に出ています。
散歩中は「オードリーのオールナイトニッポン」のトークを最近は聞いています。
ちょっと前まではひろゆきのYouTubeを聴いていたのです。
ひろゆきのYouTubeは、無職状態(?)にはピッタリのノリだったのですが、
9月に入って転職活動をし始めてから面白くなくなってしまいました。
ダウンタウンのトークを聞いていた時期もあったのですが、
なんとなく今はオードリーに落ち着いています。

というわけで、私の散歩は五感を研ぎ澄ます感じではなく、自分の殻に閉じこもる感じなのですが、体を動かして血流を良くしているのが体に良い気がします。

9月、陶芸をやっている友人のはじめての展示会が中止になりました。
友人は残念がっていましたが、私も残念でした。
観に行こうと思っていましたし、作品作りの大変さも聞いていたので。
もう少しワクチンが行き渡ったら、コロナも落ち着いてくると思うのですが、
緊急事態宣言とのタイミングが悪かったですね。

「ホドロフスキーのDUNE」という、ホドロフスキーという映画監督についてのドキュメンタリー映画があります。
監督が構想を温めていたSF作品が、結局は実現に至らなかったのにもかかわらず、
構想段階のメモやスケッチ、脚本などが、のちのち、
「スターウォーズ」などの名だたるSF作品に数々の大きな影響を与えた、という作品でした。感動しました。
例え実現に至らなくて途中で終わってしまっても、それにかけるエネルギーが大きく、
想像力豊かであれば、その力は果てしなく、次の時代を作る原動力となるんだということがよく分かりました。
なので、友人の作品にかけたエネルギーは無駄じゃなくて、次への原動力や、他の人たちへのインスピレーションになるのだと思います。

創作っていいですね。この前「和裁」をする事業所(障害者のための就業移行施設)に見学に行った時、
「いいものを作ることが大事だから、急がない。急いでも意味ない」と先生に当たる人が言っていて、印象に残りました。
友人の属している職人の世界もそういう感じなのかな。
時間よりも何よりも「いいもの」を作ろうという気概を感じました。

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