春分の日

Diary

2025年3月21日 08:33

夜、ハンガンさんの『別れを告げない』を読んでいた。この人の本は、こんなにも心に迫るのかと驚く。ハンガンさんの文は、風景描写までもが全て暗喩であるようだ。単語一つ、文ひとつに対し意味とイメージが潜む。だから、読むには重いはずだけれど、たびたび立ち止まりつつも、次のページを読ませる力のある文章。部分のイメージが全体を貫くイメージに対しまったく矛盾がない。すべての糸が同系色で織られた布のようだ。読みたかった本だった。想像以上に美しくてきめが細かい。かつ、大きなストーリーが背後に存在している。ずっとずっと前からこういう本が読みたかった、と思う。

目次

  1. 朝からジム
  2. 昼食後カフェ勉強

朝からジム

朝起きだして、朝食を食べたあと、少し休んでからジムへ。詳細は書けないのだが、昨日の出来事からメンタルが弱っていて、あまり力が出なさそうな感じがあったので、セット数は若干少なめで。筋トレを終えていつも通り音楽を聴きつつ、走っていたら、私のやれることは待つことだけだ、というひらめきのようなものが降りてきた。焦っても仕方がない。ただ続けてみることだ。ハンガンさんの文章にも出てきた。「とりあえず続けてみるよ。」フォロワーさんの記事に「今苦しくても、それが正しい道を進む中にあることなら、それは幸せだ」というような言葉が紹介されており、結構弱っていたので、心に染みた。

昼食後カフェ勉強

カフェに行った。語学の勉強をしていた。「真心と友情」という言葉が出てくる。そう言えば今新規開拓チームにいる優秀な元同僚に会ったとき、すごく楽だというので、どんなふうに新規開拓しているのか聞いてみた。電話より直接話すほうが好きだという。「直接会うと、真心が伝わる、というようなことですか?」と聞いたら、「いやいや、タイミングだよ」と。前は断られた先に会いに行ったら、「ちょうどそのことを考えていたよ!」と言うことがあったと。タイミングかぁ。私も果報は寝て待てとばかり、タイミングの神様に祈ってみるのもいいかもしれないなぁ。

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