春の懺悔

Diary

2025年3月23日 21:47

冬がとんでもないスピードで去っていった。先週の平日は寒かったのに、土曜日にはなんと、春になっていた。

目次

  1. 土曜日:花粉症がひどくて家に籠る
  2. 日曜日:食べる、寝る、ジムに行く
  3. 懺悔

土曜日:花粉症がひどくて家に籠る

土曜日は花粉症の辛い日だった。鼻がひっきりなしに出る上、「私のことも忘れないで」と言わんばかりに、合間合間にくしゃみが出てくれる。顔や目頭も痒い。朝から症状がひどいものだったから、絶対に今日は家を出ないと決めて、籠城した。ただ、花粉症の症状はまったく治らなかったが・・。鼻を延々とかみながら、ハンガン『別れを告げない』を読み終えた。よかった。しばらく本を読めない時期があったので、とにかく本を1冊読了できたことがよかったということは置いておいて、内容も知らないことばかりで非常に勉強になったし、ハンガンさんの丁寧な仕事に心が動いた。翻訳者さんも素晴らしいと思った。こう言った種の本をもっと読みたいと思う。なんだろう、哀悼することって。結局はそれって、自分たちのことを癒すことになるのではないか。私は、傷つくとともに、癒された感じがしたので、そんなことを思った。ハンガンさんの本はまだまだたくさん図書館で予約してある。現在はすべて利用されているので、徐々に手元に届くだろう。楽しみである。

日曜日:食べる、寝る、ジムに行く

朝はゆっくり起きた。なんとなく体がだるかったのだ。鼻も朝から詰まっている感じがした。よく眠れなかったのかもしれない。古い友達と、子供が出てくる夢を見た。古い友達はとても優しかった。だから、起きた時、寂しかった。
朝ごはんを食べ、また寝る。ジムはしばらく寝てから考えようと思った。起き出したら、体調不良の理由がはっきり分かった。納得したので、ジムに行くことにした。ジムではいつも体組成を測るのだが、体重減らず、脂肪量も筋肉量も変わらずという感じで、残念。私は体組成計から出てくるレシートを全部クリップで留めて持ち歩いていて、毎回のジムの記録は表に書いている。それを見た年配のインストラクターさんが声をかけてくれ、しばらく話す。結果が出るには、まずは3ヶ月と言われる。まだ2ヶ月とちょっとなのでもう少し頑張る。「4月末には人間ドックもあるので、少なくともそれまでは諦めず頑張る。」と伝える。健康カウンセリングの結果もその辺りで計測すればいいと言われ安心する。しっかりトレーニングできていて、体重も脂肪量も筋肉量も変わらないのであれば、食事がいけないのでは、と指摘される。そうだよな。獣肉・鶏肉を食べていないことは、戸惑われたりするといけないので言わなかった。「朝食:5、昼食:3、夕食:2の割合で食べるといい」と言う。(後で調べたらこの割合を勧めている人は少数派だった。)そう考えると、おそらく私は夕飯を食べ過ぎている。仕事のストレスを、「夕飯という楽しみ」で解消しているところがある。「ストレスで・・・」と言うと、インストラクターさんも分かってくれる。ふう。
インストラクターさんは朝ごはんで白飯3杯と肉・魚のおかず、卵、具沢山の味噌汁を食べる一方、夕飯は白飯の代わりに豆腐を食べていると言う。私もそれを目指してみようかと思い、夕飯は白飯を極小の量にして、豆腐を食べてみることに。白飯をまったく無くすのはなんとなく怖くて。朝は代わりにご飯を2杯食べても良さそうなので、味噌汁もつけて、納豆、ゆで卵、味噌汁、ご飯という食事にしようかと思う。昼は大体野菜スープと鮭のおにぎり、それから社食に置いてある卵焼きやゆで卵を食べて、なんとなくバランス的にも量的にもいい感じなのでこのままキープすることにする。
生活は、少しずつ変化を与えていくほうが良いようなので、以上の方法にするまで二週間くらいはかけようかと思う。特に夕飯の白飯は最終的に少しにする感じで、徐々に徐々に減らしていくようにする、そうでないと寝れなくなりそうな感じがする。
獣肉、鶏肉を摂取せずにダイエットすること自体は、できるはずなので、長い道のりになっても、信じて続けていこうと思っている。代わりに納豆、豆腐、チーズ、卵、豆あたりを真面目に食べよう。

ジムが終わったら遅くなったので、勉強は今日は中止。したがってカフェも中止。節約になったので、貯金箱に浮いた金額を入れた。今まで母とTverで芸能人の格付けの番組を観ていた、これ、私好きなのよな。あんまり当たらないけどさ。それでもいいのよ。なんだろう。この、みんな結局庶民の感覚なんだよねっていう感じ。安心感。

懺悔

日頃から愉快なこと、興味深いことをシェアしあっている友人(最近子供が産まれた)から、よく聞くけど実際にはない「ちょっとしたパーティー」をやってみた、というWebページをシェアされて、今度それをやるときは誘うね!と言われた。確かに洋服屋さんで「これ、ちょっとしたパーティーに着ていけますよ」って言うのあるあるですよね。
私はもう、人生を半分降りている感覚で、服はメルカリでどんどん処分しているのと、太ってしまっておしゃれな服は着れない体になっているし、おしゃれな普段着を買う予定もないので、そうやって気軽な感じで誘われたとき、かなり小さな音で舌打ちをしてしまったことはここに懺悔します。友人のことは好きなのに、なんかとても惨めな気持ちになることがある。
なんだろう、心が荒んでるんだろうな。少しばかり。春の気候の激しい変化と、花粉症のせいにしておこう。

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