引っ掛かり

Diary

2025年7月21日 08:07

土曜日は家で、U-NEXTで映画を観て過ごした。寝たり起きたりしながら、『JUNK HEAD』『人生タクシー』『フライド・グリーン・トマト』の3つ。映画を観過ぎで疲れたかも。「映画を観ると疲れるんです」と主に映画の話だけする同僚に言うと、「気合入れて観過ぎなのでは?適当に見ればいいんすよ」と。適当に観ても疲れる場合は・・・。ただ、とにかく体は休まった。充電機に一日繋がれたような土曜日だった。

翌日はブルーベリー狩り。朝お風呂に入り頭を洗う。ネパールのコーヒーを淹れて水筒に入れる。ブルーベリー狩りは毎年恒例である。友人夫婦のお父さんが借りている畑にて行う。ブルーベリーは少しずつ青くなるので、毎週のように行くことも。今回も、たくさん採れたけど、まだまだ採れる。来週も行くことに。行きの車で、友人にデジタルミニマリストの本を読んでいることを話す。夜9時から朝6時まではスマホを切っていることも。「このままこじらせていくんじゃないか?」と心配される。苦笑いする。「こじらせる」ってなに?自分の感覚に沿って生きていくことか?それならずっと前からこじらせているよ。

それにしても朝から元気だ。胃の調子はちょっと悪いけれども。ひょっとして、軽躁状態なのか?躁鬱のある人は、元気な時、みんなそう自分に問う。あるあるなのだ。でも、「いや、そう言う感じもないよ」。
デジタルライフを少しずつ少なくしていることに慣れないので、少しイライラしているのかもしれない。禁断症状のようなものだ。それに、三連休で珍しく時間ができたので、「とにかくなにか価値のあることをしなくちゃ」と気が急いているのもあるかもしれない。いつもは、寝る土曜日、勉強する日曜日とルーティンを決めているので、迷うことがないのだ。

『デジタル・ミニマリスト』カル・ニューポート作 池田真紀子訳を読み終わり、なにかデジタルから離れて、手を動かしたい気持ちになっている。とりあえず買っていた布を大まかに切り、水通しをして、今乾かしているところである。チャイナカラーのついた長袖チュニックを作りたいと思っている。使うのは、薄手のインドのブロックプリント。ミントグリーンのバックに白と細い赤い線で花がデザインしてある。布については、前はイギリスのリバティが特に好きだったが、あるときインドのブロックプリントからの影響を感じてからは、リバティがあまり好きでなくなった。結局、植民地の真似だ。ブロックプリントは好き。おおらかな感じがいいと思っている。

昨日はブルーベリー狩りの後、うちでじゃがいもを揚げ、そうめんと一緒に食べた。その後、家を出て、駅前のネットカフェにてエクセルの勉強、その後カフェにてTOEICの勉強を少しだけ。カフェではホットココアを飲んだ。そのあとnoteらしき形をした気持ちの吐瀉物のようなものを作成し、とりあえずは保存した。書き出したら、スッキリするのではなく、余計モヤモヤした。友人からの言葉に引っ掛かり。「こじらせる」ってなんだろう?私がなにか迷惑をかけたとかなら、苦言を呈すのは分かるけど、別にかけてない。嫌な言葉だなと思った。友人の言葉にここまで引っ掛かったことはない。友人には半年前に赤ちゃんが生まれた。これから、少しずつ二人の境遇が違っていき、友人も私も変化したら、もしかしてこのまま離れていくのかもしれないなと思い、しょんぼりすると同時に、仕方ないとも思う。
ココアを飲み終わり、立ち上がる。夜の街は湿気と熱を帯びていた。じっとりする空気を顔と腕に感じながら歩いて帰った。

職場からIさんがいなくなって、寂しく思っている。環境の変化に伴い、きっと私も変化しているのだと思う。変化は怖いけど、変化しないのも怖い。とにかく私は私らしく、変化したりしなかったりしながら生きていくしかないのだ。

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