2025年4月8日 22:30
今日はIさんとYさんと一緒に昼食を食べ、Iさんはついに「転職をする」旨報告してくれた。このことはYさんにこっそり聞いていて、もう分かっていたんだけど、それでも全然悲しくて、「ダメです!」と冗談で答えた。でも冗談ではなかったのかもしれない。その後ずっと悲しかったので。
Iさんには感謝している。そう伝えなくてはいけなかったのに、と思う。ただ嫌がってしまった。ほんと、私はこどもだな。六月半ば頃まで勤務するそうだ。もう3ヶ月ないのか。まったく、寂しいな。
私も転職しようかなとぼんやり思う。Iさんがいない職場は考えられない。島の仕事は回るんかな、と思う。回るんだろう、なんとか。きっとそうなんだろう。そう思わないとやっていられないしな。
でも別に会社に不満ないんだよな。強いて言えば給料がもっと良ければいいんだけど、それも仕事が楽だからだしな。ちょうど釣り合ってるよなと思う。IさんやYさんは、一生懸命やってるのに評価が伴わないところが嫌とのことだけど、私はむしろあまり難しいことをしていないのに逆にできてると思われている気がしている。元来ぼやっとしているのと自己評価が低いのと、周りからはしっかりしているように思われやすいので、その辺、靄がかかっているというか、自分で自分を正当に評価できないところがある。自分の「値段」がわからない。IさんやYさんは明らかに自分たちは「できる」「やっている」って思っている。だから処遇に不満も持てるんだろうけど、私は大前提そこがわからないので、処遇が良いのか悪いのかもわからない。最近は、自己評価として、会社員として働く力が低いと思うようになった。そういう種類の人間じゃないんだな、と思うようになった。
前職も給料や処遇で選んでなくて、受かったところで安定してそう、楽しそうなところに入ったのだった。そして不満があって辞めたわけじゃなくて、病気で致し方なくやめた。みんな好きで転職するわけじゃないと思うけど、私は本当に仕方なしだった。積極的に転職する人たちは、みんなもっとしっかりしてるんだろうな、と思う。こんなに曖昧模糊とした視野でやってないだろう。給料のこととかも、もっと正確に、シビアに考えるのだろう。今日も副部長との面談で「正社員になりたいとかあるの?」と聞かれて、正社員になったら仕事が難しそう(で、ストレスがかかりそう)だから、私にはできなさそうなので悩んでいると答えた。情けないけど、それが本音である。「なりたいです」って即答できなかった。本音じゃないから。
正社員になって給料が上がるのはいいと思うけど、ただその一点だけだもんな、いいところ。自分には元々そういった欲が少ないのだろう。それから、前職の時に仕事、育児、家事の両立の無理が祟って病気になったので、そしてそれにより家族に大迷惑をかけたので、もう二度と、そう言った類の迷惑はかけられないというのもある。そういう気持ちがストッパーになっているんだと今気づいたのだった。


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